名刺アプリ「Eight」
Eight Engineering Unit 部長 メッセージ
「あると便利」から「ないと困る」ビジネスツールへ
Eight Engineering Unit 部長 大熊 秀治

Eightは、リアルな名刺交換の場において瞬時に活用できるアプリです。いわば、個人のデジタルIDのようなもの。ユーザーの活用範囲も、ビジネスアワーである平日の9時から18時だけでなく終業後に参加するビジネスイベントや、紙の名刺を持ち歩かない休日など、多岐にわたります。だからこそEightに携わるエンジニアには、高い信頼性を担保することが求められています。名刺交換の際に障害が発生しないよう、どんな時でも安定稼働を徹底しなければいけません。
Sansan株式会社のビジョンでもある「ビジネスインフラになる」を目指すプロダクトとして、「あったらいい」ビジネスツールから「ないと困る」ビジネスツールへと進化する。そのために信頼性を担保しながら、さらなる機能追加をしていくことはとても難しいことですが、Eightの開発における面白みでもあります。その両立に面白さを感じられる人なら活躍できる環境です。
ビジネスパーソン個々人が、培ってきた人脈を最大限に生かす。 個人の変化がきっかけとなり、新しいビジネスへと繋がっていく。名刺アプリ「Eight」は、これまで大切にしてきたその価値を大切にしながら、これからは名刺管理にとどまらず、ビジネスパーソンの出会いの体験、そのものを進化させていきます。
Pick Up コンテンツ
挑戦できる環境がSansanにはある。 成長を続けて、新しい景色を見たい。
技術本部 Mobile Applicationグループ 河辺 雅史
2018年、Sansan株式会社に新卒として入社。名刺アプリ「Eight」のiOS版開発に従事し、Eight iOSの機能開発・改善を行う。Eightをビジネスプラットフォームにするべく、日々奮闘している。

名刺アプリ「Eight」のiOS版の開発に従事している河辺雅史。柔らかな物腰ながらも、胸の奥に熱い思いを秘める彼は、常に成長することに貪欲であり続けてきました。「エンジニアとして、より難易度の高いプロジェクトに挑戦していきたい」と語る、河辺が見据える未来とは?
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開発レビューでいただいたコメントはエンジニアの財産
Sansanに新卒で入社して、今年で4年目になります。携わった仕事を振り返ってみると、私は本当に環境に恵まれていたなと思います。大変ではあるけれど、壁を乗り越えることで自分自身の成長につながるようなプロジェクトをいくつも担当してきました。
特に印象深いのが名刺アプリ「Eight」のiOS版のメジャーバージョンアップを行ったプロジェクトです。このプロジェクトでは、iOS版の機能や画面構成などを大きく刷新しました。当時の私はまだ新卒1年目。正直なところ、まだまだエンジニアリングのスキルは未熟でした。
自分なりに一生懸命にコードを書いてPull Requestを出すと、レビューで先輩エンジニアたちからたくさんのコメントをもらいました。それが、当時の私には本当にありがたかったです。私は常々、レビューで得たコメントはエンジニアにとっての財産だと思っています。
コメントの内容を確認することで、今の自分にどのような領域の知識が足りていないのかがわかります。レビューで受けた指摘を、着実に自分の糧にしたいと考え、仕事の後や休日に勉強をしていました。
成長を実感しはじめたのは、2年目になってからです。徐々にPull Requestで他のメンバーから指摘を受ける量が減ってきました。自分自身の勉強が報われた気がして、エンジニアとして働くのが本当に楽しくなってきました。
大規模プロジェクトをリードできるようなエンジニアへ
私たちが開発する名刺アプリ「Eight」は、スマートフォンで名刺を撮るだけで情報を正確にデータ化し、人と人とのつながりから新たな価値を創出するサービスです。私たちは「どのような機能があればユーザーに最大限の価値を提供できるのか」をいつも考えながら、開発を続けています。
サービスに盛り込む機能には、世の中の潮流や人々のニーズの変化が反映されることも多いです。その好例が、昨年にリリースしたQRコードを活用したオンライン名刺交換。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、人々が対面で会う機会が少なくなり、オンラインでのコミュニケーションの機会が増えました。対面で名刺交換が行われなくなることで、本来ならば「Eight」が創出できていたはずの価値を、ユーザーに提供できなくなってしまうかもしれない。可能な限り、その事態を避けたいと思いました。
自分たちに何かできることはないかと考えた結果、QRコードを活用したオンライン名刺交換機能が生まれました。これはオンライン商談や会議で使用されるバーチャル背景に、オンライン名刺のQRコードを組み込んだものです。今では多くの方々が、オンライン商談や会議の場で名刺のやりとりをしています。これまでの「Eight」の“当たり前“にとらわれず、斬新な機能を開発できた。その結果として、世の中に新たな価値を提供できたことに、エンジニアとして大きなやりがいを感じました。
Sansanは挑戦できる環境が整っている会社です。先ほど1年目に経験したプロジェクトの話をしましたが、そこから現在に至るまで、常に挑戦の連続でした。その積み重ねで、一歩ずつエンジニアとして成長することができたと思います。いつかは、大規模なプロジェクトを自分自身の力でリードできるようなエンジニアになりたい。周囲の人々に良い影響を与えられるような仕事がしたい。まだまだ、学びたいことや、やりたいことは山ほどあります。
技術スタック
Category | Technology Stack |
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Programming Language / Library etc. | Frontend HTML, CSS, JavaScript, TypeScript, React, Redux, GraphQL, Apollo Client, webpack, SCSS, styled-components, Storybook, Jest, PostCSS, OpenAPI |
Backend Ruby, Ruby on Rails, Sinatra, Python, GraphQL, OpenAPI | |
iOS Swift, Objective-C, Realm, RxSwift | |
Android Kotlin, Dagger, Retrofit, Kotlin Coroutines, RxJava | |
Other Docker, AWS CodePipeline, Terraform, Chef, Serverless Framework, AWS SAM | |
Infrastructure | AWS EC2, ELB, ECS, ElastiCache, CloudFront, Route53, S3, SQS, SES, SNS, Lambda, API Gateway, CloudSearch, Elasticsearch Service, Athena, Glue, Fargate |
Database | Amazon Aurora MySQL, Amazon Redshift, Amazon DynamoDB |
Container Orchestration | Amazon ECS |
CI | CircleCI, Bitrise, GitHub Actions |
Code Management | GitHub |
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