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挑戦できる環境がSansanにはある。 成長を続けて、新しい景色を見たい。
技術本部 Mobile Applicationグループ 河辺 雅史
2018年、Sansan株式会社に新卒として入社。キャリアプロフィール「Eight」のiOS版開発に従事し、Eight iOSの機能開発・改善を行う。Eightをビジネスプラットフォームにするべく、日々奮闘している。

キャリアプロフィール「Eight」のiOS版の開発に従事している河辺雅史。柔らかな物腰ながらも、胸の奥に熱い思いを秘める彼は、常に成長することに貪欲であり続けてきました。「エンジニアとして、より難易度の高いプロジェクトに挑戦していきたい」と語る、河辺が見据える未来とは?
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開発レビューでいただいたコメントはエンジニアの財産
Sansanに新卒で入社して、今年で4年目になります。携わった仕事を振り返ってみると、私は本当に環境に恵まれていたなと思います。大変ではあるけれど、壁を乗り越えることで自分自身の成長につながるようなプロジェクトをいくつも担当してきました。
特に印象深いのがキャリアプロフィール「Eight」のiOS版のメジャーバージョンアップを行ったプロジェクトです。このプロジェクトでは、iOS版の機能や画面構成などを大きく刷新しました。当時の私はまだ新卒1年目。正直なところ、まだまだエンジニアリングのスキルは未熟でした。
自分なりに一生懸命にコードを書いてPull Requestを出すと、レビューで先輩エンジニアたちからたくさんのコメントをもらいました。それが、当時の私には本当にありがたかったです。私は常々、レビューで得たコメントはエンジニアにとっての財産だと思っています。
コメントの内容を確認することで、今の自分にどのような領域の知識が足りていないのかがわかります。レビューで受けた指摘を、着実に自分の糧にしたいと考え、仕事の後や休日に勉強をしていました。
成長を実感しはじめたのは、2年目になってからです。徐々にPull Requestで他のメンバーから指摘を受ける量が減ってきました。自分自身の勉強が報われた気がして、エンジニアとして働くのが本当に楽しくなってきました。
大規模プロジェクトをリードできるようなエンジニアへ
私たちが開発するキャリアプロフィール「Eight」は、スマートフォンで名刺を撮るだけで情報を正確にデータ化し、人と人とのつながりから新たな価値を創出するサービスです。私たちは「どのような機能があればユーザーに最大限の価値を提供できるのか」をいつも考えながら、開発を続けています。
サービスに盛り込む機能には、世の中の潮流や人々のニーズの変化が反映されることも多いです。その好例が、昨年にリリースしたQRコードを活用したオンライン名刺交換。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で、人々が対面で会う機会が少なくなり、オンラインでのコミュニケーションの機会が増えました。対面で名刺交換が行われなくなることで、本来ならば「Eight」が創出できていたはずの価値を、ユーザーに提供できなくなってしまうかもしれない。可能な限り、その事態を避けたいと思いました。
自分たちに何かできることはないかと考えた結果、QRコードを活用したオンライン名刺交換機能が生まれました。これはオンライン商談や会議で使用されるバーチャル背景に、オンライン名刺のQRコードを組み込んだものです。今では多くの方々が、オンライン商談や会議の場で名刺のやりとりをしています。これまでの「Eight」の“当たり前“にとらわれず、斬新な機能を開発できた。その結果として、世の中に新たな価値を提供できたことに、エンジニアとして大きなやりがいを感じました。
Sansanは挑戦できる環境が整っている会社です。先ほど1年目に経験したプロジェクトの話をしましたが、そこから現在に至るまで、常に挑戦の連続でした。その積み重ねで、一歩ずつエンジニアとして成長することができたと思います。いつかは、大規模なプロジェクトを自分自身の力でリードできるようなエンジニアになりたい。周囲の人々に良い影響を与えられるような仕事がしたい。まだまだ、学びたいことや、やりたいことは山ほどあります。
チーム概要
Sansanの提供するアプリを、さらに価値のあるものに洗練させるため。そして、ユーザーへの提供価値を最大化するために。
Sansan株式会社では、営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」を開発しており、それぞれのモバイルアプリも提供しています。数年前まではブラウザーでの利用が主流だった「Sansan」ですが、現在ではブラウザーと同じくらいモバイルアプリからも利用されるようになりました。さらなる事業成長のためには、モバイル向けの機能開発が重要な鍵となっています。
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また、「Eight」はモバイルユーザーの割合が非常に高いアプリです。ユーザー数が280万人を超える「Eight」をさらに改善するため、既存の名刺管理機能を充実させるだけではなく、ビジネスSNSとして活用してもらえるように、ビジネスニュースの配信や共通の知り合いを可視化する機能、企業向けの新機能などの開発に取り組んでいます。
これらの開発をさらに加速させるため、私たちは2021年7月から体制変更を行いました。これまでは「Sansan」や「Eight」などのプロダクトごとに専属のモバイルアプリ開発チームが存在していましたが、そのチームを1つに統合し、プロダクト横断で開発をするためにMobile Applicationグループを立ち上げたのです。
過去の体制では、モバイルアプリを担当するエンジニア同士が、プロダクトチームをまたいで情報交換をするのは難しい部分がありました。また、特定プロダクトの開発のために一時的に人員を増やしたくても、他の事業部からエンジニアに応援に来てもらうことが困難だったのです。モバイルアプリ開発をプロダクト横断の組織形態にすることで、こうした課題の解決を目指しています。
この新しい体制はエンジニアのキャリアにもプラスの影響があります。プロダクトごとに、ソフトウェアのアーキテクチャや開発プロセスは異なるもの。そうした複数の環境を経験することは、エンジニアとしての成長に結びつきます。また今後は、エンジニア一人ひとりの目指すキャリアプランに応じて、担当するプロダクトや機能を選択可能にすることも構想しています。
エンジニアが自らのスキルを向上させるには、「どのような環境に身を置くか」がとても重要です。Mobile Applicationグループは深い知見を持つエンジニアたちとともに、“モバイルアプリ開発のスペシャリスト”として切磋琢磨できる環境。これ以上ない研鑽の場です。
Sansanの提供するアプリを、さらに価値のあるものに洗練させるため。そして、ユーザーへの提供価値を最大化するため。エンジニアたちは今日もモバイルと向き合っています。手のひらに収まる小さな端末の向こうに、私たちは無限の可能性を見いだしています。

Mobile Application Group(iOS) 技術スタック
Category | Technology Stack |
---|---|
Sansan(iOS) | Programming Language Swift, Objective-C |
Library RxSwift, Alamofire, Realm, SDWebImage, KeychainAccess, SwiftyUserDefaults, R.swift, XcodeGen | |
Monitoring Firebase Crashlytics | |
CI Bitrise, GitHub Actions | |
Machine learning Library CoreML | |
Code Management GitHub | |
Architecture VIPER | |
CI Bitrise | |
Design Tool Figma | |
Testing Service DeployGate | |
Eight(iOS) | Programming Language Swift, Objective-C |
Library RxSwift, Realm, Swinject, SwiftGen | |
CI Bitrise | |
Code Management GitHub | |
Architecture MVVM | |
Design Tool Figma | |
Testing Service Deploygate, Google Play Console |
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