インフラエンジニア
Sansan株式会社のインフラエンジニアとは
プロダクトを成長させ、ユーザーに価値を安定して届ける
Sansan株式会社はウェブアプリやモバイルアプリをユーザーに提供するだけではなく、
紙の名刺や請求書、契約書などをデータ化するシステムや、
他社サービスとの連携のためのシステムも構築しています。
多種多様なデータや、大きなトラフィックを扱いながら、
さまざまな要件やニーズを実現するために、システムの土台となる
インフラのコンポーネントを安定的に稼働していくことに、
当社のインフラエンジニアはコミットしています。
プロダクトごとに配属されるインフラエンジニアは、
2022年3月に組成されたインフラ戦略部と深く連携をしています。
事業全体の方針や担当するプロダクトの開発ロードマップを理解し、
スピード、ユースケースに合わせた最適な技術スタックを立案。
ユーザーに当社のサービスの価値を届け続けるために、
今日も最適な方法を追求し続けています。
業務内容
インフラエンジニア技術スタック一覧表
営業DXサービス「Sansan」 | 名刺アプリ「Eight」 | インボイス管理サービス「Bill One」 | データ化システム | データ戦略 | 新規事業領域担当 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Programming Language | Python, Shell Script, PowerShell | Python, Shell Script, Ruby | Python, Shell Script | Python, Shell Script, Go | Python, Shell Script | Python, Shell Script |
Cloud Platform | AWS | AWS | GCP | AWS, GCP | AWS, GCP | GCP |
OS | Windows Server, Linux | Linux | Linux | Windows Server, Linux | Linux | Linux |
Distribution/Version | Windows Server 2016, Windows Server 2019, CentOS7, Rocky Linux9 | CentSO7, Amazon Linux 2, Debian(Docker) | Ubuntu(Docker) | Windows Server 2016, Windows Server 2019, Amazon Linux 2, Ubuntu(Docker) | Amazon Linux, Ubuntu(Docker) | Ubuntu(Docker) |
Container Orchestration | Amazon ECS(EC2/Fargate) | Amazon ECS(EC2/Fargate) | CloudRun, AppEngine | Amazon ECS(EC2/Fargate), CloudRun | Amazon ECS(EC2/Fargate), CloudRun | CloudRun, AppEngine |
IaC Tools | Chef, Terraform, Serverspec | Chef, Terraform, Serverspec | Terraform | Chef, Terraform, Serverspec | Chef、Terraform, Serverspec | Terraform |
Web Server | IIS, Apache, Nginx | Nginx, Apache | Nginx | Nginx | Nginx | Nginx |
Database | PostgreSQL, Amazon Aurora PostgreSQL | Amazon Aurora MySQL, Amazon Aurora PostgreSQL, Amazon Redshft | PostgreSQL, BigQuery | PostgreSQL, Amazon Aurora MySQL, Redshift | PostgreSQL, Amazon Aurora MySQL, Redshift, BigQuery | PostgreSQL, BigQuery |
Other Data Store | ElastiCache for Redis, DynamoDB, Opensearch service | Elasticache for Redis, ElatiCache for Memcached, DynamoDB, Opensearch service | Cloud Memorystore | Elasticache for Redis, DynamoDB, Opensearch service, Elasticsearch | Elasticache for Redis, DynamoDB, Opensearch service, Elasticsearch | Cloud Memorystore |
Monitoring | Zabbix, CloudWatch, NewRelic | Datadog, CloudWatch | CloudMonitoring | Datadog, Cloudwatch, CloudMonitoring | Datadog, CloudWatch | CloudMonitoring, Splunk |
CI | Jenkins, NUnit, CodeDeploy | CircleCI, CodeBuild | CloudBuild | CircleCI, GitHub Actions, CodeBuild, CloudBuild | CircleCI, GitHub Actions, CodeBuild | Github ActionsCloudBuild |
Code Management | GitHub, GitLab | GitHub | GitHub | GitHub | GitHub | GithHub |
業務別紹介
営業DXサービス「Sansan」インフラエンジニア
プロダクトの概要とインフラエンジニアの役割
営業DXサービス「Sansan」は、数名規模の企業から大手企業まで、8,000件以上の契約件数を有する日本最大級のBtoB SaaSです。インフラエンジニアはこのシステムの要件定義から運用保守、技術的な意思決定に至るまで、幅広い業務に携わることができます。
プロジェクトが開始すると、システム要件を定義してエンジニア全体にプレゼンテーションを実施。承認されたら設計フェーズに進みます。ステークホルダーとの合意形成をしつつ、設計と計画を作成。レビュー通過後に実装フェーズに進みます。実装や構築、テストについてレビューを受け、承認されたらリリースして、運用フェーズに移行します。
誕生から10年以上が経つシステムですが、新機能開発やシステムのリアーキテクチャ、セキュリティ対応などタスクや課題はまだまだあります。システム構築の効率化やDevSecOpsの洗練、継続的な運用改善などをより強力に推進したいと考えています。
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名刺アプリ「Eight」インフラエンジニア
プロダクト概要とインフラエンジニアの役割について
名刺アプリ「Eight」は330万人以上のユーザーを抱えるB to Cサービスであり、かつ2,000社以上の企業に利用されるBtoBサービスでもあります。ユーザー向け・企業向けいずれもさまざまな施策が実施されており、それらに対応するためのインフラの構築や運用が求められます。
事業組織やプロダクト組織と開発組織との距離が近いため、全組織が一丸となってプロダクトの開発から運用までを担えるのが特徴です。少数精鋭でありメンバーの裁量が大きい反面、一人ひとりの業務負担は大きくなっています。チームメンバーの負担軽減や新規案件の推進のためにも、メンバーの増強やトイルの削減などを推進する必要があります。
「Eight」のインフラエンジニアは、抽象度の高い依頼を読み解くために、コミュニケーションによってブレークダウンし、内容を整理したうえでプロジェクトを完了させることが求められます。そのため、依頼や課題の背景・目的を理解し、自身やチームの役割を適切に把握して行動できる人物が活躍できる環境です。
インボイス管理サービス「Bill One」インフラエンジニア
プロダクト概要とインフラエンジニアの役割について
「Bill One」は、あらゆる請求書をオンラインで受け取れる、インボイス管理サービスです。顧客数および「Bill One」を通してやりとりされる請求書の数が急速に伸びており、さまざまな施策が進行中です。それらに対応するためのインフラ構築や運用が必要になっています。
インフラエンジニアはSREグループに所属し、インフラの側面からシステムの信頼性向上に携わります。現在、急拡大するサービスに対してインフラエンジニアの数が足りておらず、一人ひとりの業務負担が大きい状態になっています。メンバーの負担軽減や本質的なシステムの改善、新規施策の推進のために、メンバーの増強が必要です。
「Bill One」のインフラ業務においては、PDCAを回して改善を根気よく行う能力が求められます。また、新しい技術に挑戦したい人や、目的意識をしっかり持ってオーナーシップ・リーダーシップを発揮して課題に向き合う事ができる人が活躍できる環境です。
データ化システム
プロダクト概要とインフラエンジニアの役割について
日本最大級のB to B SaaSである営業DXサービス「Sansan」や300万人以上が利用するキャリアプロフィール「Eight」、急成長中のインボイス管理サービス「Bill One」などから送られてくる大量のデータを、素早く正確にデータ化するためのシステムを構築・運用します。インフラ領域とアプリケーション領域の垣根が低く、インフラエンジニアとアプリケーションエンジニアが相談し合いながら開発を行うことも特徴です。
Sansan株式会社の事業成長とともに機能追加・改修をくり返してきたシステムであるため、古い技術と新しい技術が混在しています。事業の成長スピードを加速させるためにも、システム全体の再設計が急務です。また、強固なセキュリティと運用面での利便性を担保させることが重要になります。
新しい技術に挑戦する意欲があり、かつレガシーな技術を軽んじない人が適しています。目的意識をしっかりと持ち、オーナーシップ・リーダーシップを発揮して課題に向き合えることも重要です。
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データ戦略インフラエンジニア
データ戦略におけるインフラエンジニアの役割について
外部データを活用して、営業DXサービス「Sansan」、キャリアプロフィール「Eight」などのサービスに名刺管理だけではない付加価値を提供するためのシステムを開発しています。サービスの立ち上げに携わる機会が多いのが特徴です。インフラエンジニアは機能要件・非機能要件の定義から設計、構築・運用までを、短いサイクルでアプリケーションエンジニアと相談し合いながら実施します。
多種多様なデータを扱う特性上、利用範囲の遵守やセキュリティの担保が求められます。案件が多数同時進行しているため、特定のインフラエンジニアが同時に複数の施策を担当することがあります。これを、ひとつの施策に集中して取り組める環境にすることが急務です。
インフラエンジニアは、データ指向なアプリケーションのインフラに必要な要素やRDBMS・全文検索・各種NoSQLの強み・弱みなどを熟知することが求められます。データ関連のチューニングが大好きな人や、目的意識をしっかり持ってオーナーシップ・リーダーシップを発揮して課題に向き合える人に適した環境です。
新規事業領域インフラエンジニア
新規事業領域におけるインフラエンジニアの役割について
クラウド契約業務サービス「Contract One」などの新規サービスのインフラを設計・構築・運用します。この領域から「Bill One」は生まれました。インフラエンジニアは機能要件・非機能要件の定義から設計、構築・運用までを短いサイクルでアプリケーションエンジニアと相談し合いながら実施します。
サービス拡大の目処が立つまでは、最小構成のシステムや最小限の人員で効率よくサービスを運用させる必要があります。制約はあるもののインフラ構築の自由度は高く、新しい技術を駆使して非機能要件を担保しながら機能を提供する楽しさがあります。
リソースに制約があるなかでシステムのアーキテクチャを考えるのは面白さもありますが、インフラエンジニアの業務負荷も高い状況であるのが課題です。そのため、人員の増強が急務となっています。このシステムでは、とにかく新しい技術に挑戦したい人やプロジェクト内で臨機応変に立ち回れる人、目的意識をしっかり持ちオーナーシップ・リーダーシップを発揮して課題と向き合える人が活躍できます。
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インフラエンジニアに関する記事
当社エンジニアに関する記事
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Sansan Tech Podcast
当社のエンジニアがお届けするPodcastです。Sansanエンジニアの技術のこと、カルチャーのこと、日々のSansanライフについて自由に語っています。